2016年02月27日

Bruno Mars「Doo-Wops & Hooligans」レビュー

Doo-Wops & Hooligans - Bruno Mars
Doo-Wops & Hooligans - Bruno Mars

ドゥー・ワップス&フーリガンズ(生産限定スペシャル・プライス盤) - ARRAY(0xcfd4300)
ドゥー・ワップス&フーリガンズ(生産限定スペシャル・プライス盤) - ARRAY(0xcfd4300)

2010年10月12日発売

曲目
1.Grenade
2.Just the Way You Are
3.Our First Time
4.Runaway Baby
5.The Lazy Song
6.Marry You
7.Talking to the Moon
8.Liquor Store Blues(featuring Damian Marley)
9.Count On Me
10.The Other Side(featuring Cee Lo Green and B.o.B)
ボーナストラック
11.Just The Way You Are (Remix)
12.Somewhere In Brooklyn
13.Talking To The Moon [Acoustic Piano Version]
14.Just The Way You Are [Walmart Soundcheck Version] [Live]
15.Grenade [Walmart Soundcheck Version] [Live]
16.The Other Side [Walmart Soundcheck Version] [Live]


順位
・1位(UK)
・3位(US)

売上
・230万枚(US)
・600万枚(全世界)


レビュー
・Bruno Mars 1stアルバム。
プロデューサーチーム ザ・スミージントンズを結成し、09年のFlo Ridaの「Right Round」など数々のヒット曲を手掛けた彼。 その後様々な客演を経て2010年に今作でデビュー。
シングルもアルバムも大ヒットを記録した今作だが、それも納得できる充実したアルバムになってると思う。

日本でもCMソングとしてかかってる「Just the Way You Are」なんかは如何にも!って感じのポップなラブソングで良い意味でも悪い意味でも優等生的な良さなんだけど(個人的には好きですよこの曲)
この曲は彼の一面的な良さに過ぎず、
実際はムディーなR&B「Our First Time」、アゲアゲなファンキーソング「Runaway Baby」、レゲエ的な要素を強く感じる「The Lazy Song」「Liquor Store Blues」などなど楽曲は物凄く多彩でジャンルレス的な魅力を感じる。


また彼はよく「世界一のメロディーメイカー!」なんて肩書きをメディアにつけられてるのを見るが、確かにそれも納得できるようなメロディーの良さも感じる。このメロディーの良さが全曲に渡っていかんなく発揮されているからジャンルレスな楽曲たちも全てポップソングとしてもまとまっていて聞きやすいんじゃないかなと思う。
彼の色気がありつつも甘いヴォーカルの役割もたぶん大きいでしょうね。
甘いだけじゃなく、歌唱力も兼ね備えており、楽曲のもつ良さを素晴らしい形で表現してくれるので歌を聞き入ってしまう・・・なんてこともあったり。
特にバラード曲だとその魅力が最大限に発揮されてまさに圧巻(「Talking to the Moon」など)


「Just the Way You Are」だけのイメージが強い気がするが
聞いてみればこの曲だけが飛び抜けてるわけでもなく、アルバム全体で非常にアベレージが高いことが分かる。ジャンルも多彩で、最後まで飽きずに聞くことができる名盤だと思う。


評価
95点

Just the Way You Are


Grenade


Liquor Store Blues


Talking To The Moon







posted by Shouta at 22:52| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月26日

Galileo Galilei「Sea and The Darkness」レビュー

Sea and The Darkness(初回生産限定盤)(DVD付) - Galileo Galilei
Sea and The Darkness(初回生産限定盤)(DVD付) - Galileo Galilei


Sea and The Darkness - Galileo Galilei
Sea and The Darkness - Galileo Galilei

2016年1月27日発売


曲目
1.Sea and The Darkness
2.カンフーボーイ(Kung Fu Boy)
3.ゴースト(Ghost)
4.ウェンズデイ (Wednesday)
5.ベッド (Love Song)
6.鳥と鳥 (Bard Cage)
7.燃える森と氷河 (Different Kinds)
8.日曜 (Her Surprise)
9. 恋の寿命 (Limit of Love) [re-mix, re-master ver]
10.嵐のあとで (Aftermath)
11.ユニーク (Unique)
12.ブルース (Blues)
13.青い血 (Blue Blood)
14.Sea and The DarknessU (Totally Black)
ボーナストラック
15.クライマー [re-master ver]
16.ボニーとクライド [re-mix, re-master ver]

DVD
1.恋の寿命 -Music Video-
2.嵐のあとで -Neue Vox Session-
3.クライマー -Music Video-
4.カンフーボーイ with POP ETC


順位
・19位

売上
・初動 0.5万枚


レビュー
・Galileo Galilei 4thアルバム。
前作から2年3か月ぶりのオリジナルアルバム。今作では全曲において英語による副題がついている。またシングル「クライマー」とそのC/W「ボニーとクライド」はアルバム本編には収録されず、ボーナストラック扱いである。
1月24日、バンドのホームページでGalileo Galileiは今作のリリースとライブツアーをもって活動を"終了すると発表したため、今作がバンド最後のオリジナルアルバムになる

3rd「ALARMS」を経て 2014年リリースのミニアルバム「See More Glass」は1st以来J-ROCK的な部分にもう一度向き合った作品に仕上がっていた。
そんなGalileo Galileiらしさに多少寄せていった作品だったのに関わらず、そこまで手ごたえが無かったようで(苦笑)
ただ
インディーポップ寄りだった2nd,3rdを制作したおかげでフラットな視点を持て、J-ROCK路線も吹っ切れてやれた!的なことをインタビューでも言っており(それを望んでるファンもいないことがわかり足枷が外れたとも)、今作からのシングル「恋の寿命」「嵐のあとに」「クライマー」はいずれも邦楽的なメロディーがしっかりしたロックになっていた

これは1stみたいなアルバムになるかな?と思いきや
リードトラックとして公開されたのが完全に洋楽志向の「ウェンズデイ」


今まで2ndも3rdも洋楽チックなサウンド(インディーポップ)でそれを邦楽と合わせたような作風だったんだけど、大きな方向性としては今作もそれを踏襲した洋楽+邦楽を試みたモノになっていると思う。
アルバムも聴いてみれば「ウェンズデイ」のような洋楽志向の曲中心。サウンドの質感だけ聞けば明らかに洋楽のそれだ
が、一回「See More Glass」という作品でJ-ROCK的なアプローチをやったからなのか 邦楽ロックとしての部分が消えることなくキチンと存在感を出している。今まではメロディー、サウンド・・・何処かしらで邦楽の良さを殺してしまっていたところも多少感じたけど 今回は今までの作品の中では一番違和感なく邦楽を洋楽の中に昇華できていると思う

またアルバムとしての統一感を感じる内容だが 歌詞は日本語詞で死生観の漂う内省的なイメージで統一されている。この歌詞があったからこそアルバムとして、楽曲としてのまとまりも出たのかなと感じたりした。
※聴けば分かるけど「クライマー」「ボニーとクライド」は全ての面で明らかに浮いており、ボーナストラック扱いなのは仕方ないかなという気はする


DVD
・「ウェンズデイ」が未収録なのはなぜだろうか?
「嵐のあとで」は普通にスタジオセッションみたいな内容で見ごたえあるけど、他はYoutubeでも見れる内容なので別にDVDにするほどでもないかな〜と。


今作を最後にGalileo Galileiの活動は終わってしまうということだが、それもある意味納得できてしまうような圧倒的な完成度である。文句なしの最高傑作だ。



評価
98点

恋の寿命


嵐のあとで


クライマー




posted by Shouta at 12:51| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月23日

Paramore「Paramore」レビュー

パラモア - パラモア
パラモア - パラモア

Paramore - Paramore
Paramore - Paramore
2013年4月5日発売


曲目
1.Fast In My Car
2.Now
3.Grow Up
4.Daydreaming
5.Interlude:Moving On
6.Ain'tIt Fun
7.PartU
8.Last Hope
9.Still Into You
10.Anklebiters
11.Interlude:Holiday
12.Proof
13.Hate To See Your Heart Break
14.[One Of Those]Crazy Girls
15.Interlude:I'm Not Angry Anymore
16.Be Alone
17.Future

順位
・1位(UK,US)

売上
・50万枚(US)


レビュー
・Paramore 4thアルバム。
前作を最後にギター、ドラムスのファロ兄弟が脱退、3人体制のParemoreとしては初のアルバムリリースとなった。
また2015年にはベースのジェレミーが脱退したため、現体制でのリリースは今作が最後になった。

現状メンバーが2人だけとなっているParamore。
なんだかそのうちヴォーカル・ヘイリーのみのバンドになりそうだけど・・・(苦笑)

初の全米1位獲得作品となった今作では 楽曲制作の一翼を担っていたギター・ジョシュ・ファロの脱退もあってか作風は大きく変化
前作はエモど直球といった感じでかなり熱量のあるアルバムだったが、今作ではエモな部分はだいぶ落ち着いた印象が強い
ヘイリーの歌唱も張り上げる様なスタイルからじっくりと歌い上げる表現力を重視したスタイルに変わっているし、曲自体もポップスとしての側面が強く出てると感じる。
そういった変化もあって作品としては賛否両論ある感じになっているようだ。

個人的には・・・嫌いじゃないけど、ヘイリーのソロアルバムに近いような印象が強いかな〜?
今までのParamoreを期待して聞くと肩すかしくらうんじゃないだろうか。
でも普通にポップスとしては有りだと思う。


評価
82点

Still Into You


Ain't It Fun


posted by Shouta at 21:12| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする