2016年07月06日

Radiohead「The King of Limbs」レビュー

The King of Limbs - Radiohead
The King of Limbs - Radiohead

ザ・キング・オブ・リムス - レディオヘッド
ザ・キング・オブ・リムス - レディオヘッド
2011年2月18日発売


曲目
1.Bloom
2.Morning Mr Magpie
3.Little By Little
4.Feral
5.Lotus Flower
6.Codex
7.Give Up The Ghost
8.Separator


順位
・7位(UK)
・3位(US)


レビュー
・Radiohead 8thアルバム。
2011年2月14日に突如アルバム完成を報告、そこからわずか4日後には配信でのリリースが開始された。
日本盤のCDがリリースされたのは4月6日となった。

ダブステップ的なアプローチを全面に出してロックバンド感はほぼゼロとなっている今作。
・・・書いててアレだけどそもそもダブステップとは何か?というのがまず分からんですけど(笑)一種のダンスミュージックという理解で多分合ってると思います。
ただ内省的な雰囲気であまり踊れる気がしないダンスミュージックだったりする。従来のレディオヘッドのイメージとは異なる作風でもあるし。
まぁ こういったダンスミュージックのリズム感をバンドとして再現してしまうあたりバンドとしてのポテンシャルの高さを感じるし、聴きごたえも非常にあって割と印象は悪くない。こういうジャンルの曲は普段聞かないので「こんなのもあるのか!」とむしろ新鮮味すら感じた。


トムヨークが踊る謎PVも面白いしね。

ただギターロック的なレディオヘッドは全く皆無なのでなんじゃこりゃ!?と思うファンも絶対多いと思う。
そもそもダンスミュージックなので歌モノの曲がとても少ないし、えらく取っつきにくい。

個人的に新鮮さもあって全然アリなアルバムなんだけど
賛否両論があるのも納得してしまうような難解さ、これがこのアルバムの良い点でもあり悪い点なんだろうなと。

評価
80点

Bloom



Little by Little
posted by Shouta at 22:30| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月01日

Paul McCartney and Wings「Band on the Run」レビュー

Band On The Run - Paul & Wings Mccartney
Band On The Run - Paul & Wings Mccartney


バンド・オン・ザ・ラン - ポール・マッカートニー&ウィングス
バンド・オン・ザ・ラン - ポール・マッカートニー&ウィングス

バンド・オン・ザ・ラン デラックス・エディション(完全限定生産盤)(DVD付) - ポール・マッカートニー&ウィングス
バンド・オン・ザ・ラン デラックス・エディション(完全限定生産盤)(DVD付) - ポール・マッカートニー&ウィングス


バンド・オン・ザ・ラン(スーパー・デラックス・エディション)(完全限定生産盤)(DVD付) - ポール・マッカートニー&ウィングス
バンド・オン・ザ・ラン(スーパー・デラックス・エディション)(完全限定生産盤)(DVD付) - ポール・マッカートニー&ウィングス
1973年12月7日発売


曲目
1.Band on the Run
2.Jet
3.Bluebird
4.Mrs. Vandebilt
5.Let Me Roll It
6.Mamunia
7.No Words" – 2:33
8.Picasso's Last Words (Drink to Me)
9.Nineteen Hundred and Eighty-Five
ボーナストラック
10.Helen Wheels
11.Country Dreamer



順位
・1位(UK,US)



レビュー
・Wings 3rdアルバム。発売時の名義は前作同様「Paul McCartney and Wings」だったが、それも今作が最後になっている。

評論家からは酷評され続けていたポールソロとウイングスの転機となったのが前作。今作ではそれをさらに上回るヒットを記録し、評論家からも絶賛された。ポールのソロキャリアにおいて最も成功したアルバムの一つ
2010年には「ポール・マッカートニー・アーカイブ・コレクション」の第一弾としてデラックス・エディション、スーパー・デラックス・エディションといった形態でリイシューされた。

今作のレコーディングの前にメンバーが2人脱退してしまいポール、リンダ、デニー・レインの3人で制作された。ゆえにギターとキーボード以外 ほぼ全ての楽器をポールが演奏している。そんなわけなのでジャケ写はメンバー以外は俳優やコメディアンを迎えて撮影されたもので 全員がバンドメンバーではないようです(ジャケ写の人はみんなメンバーでウイングスって大所帯バンドだと思ってた・・・)


一般的にポールのソロキャリアにおいて最高傑作と言われている作品。
が、ビートルズのポールのイメージで聞くと肩すかしを食らうと思われる。なぜならほとんどの楽曲がミディアム〜バラードで占められており、アップテンポの曲がほとんど皆無だから
タイトルに「バンド」なんて入ってるもんだからてっきりロックチューンばかり入ってるかと思いきや・・・って感じ。
僕も最初聞いたときは「退屈だな」と思ったし、最高傑作!と聞いて前情報なしに今作を手に取るのはキケンです(苦笑)

しかししっかり腰を据えて聞けば メロディーは凄く良いし、楽曲の幅も非常に広くどの曲もかなりの完成度を誇っていることが分かる。

組曲構成のタイトルソングは物凄くカッコいいし、とてつもなくキャッチーだ。

また8,9曲目ではそれまでの曲の断片が楽曲内に組み込まれてリプライズみたいな演出が為されて、コンセプトアルバムのようなまとまりも感じられる。ミディアム〜バラードで占められているのでスローな印象が強いっちゃ強いけど アルバム自体は9曲40分強の短さなので意外とさらっと聞けてしまったりする。なので何度も繰り返し聞けたし、「退屈」といった印象も徐々に変わっていった。

今となってはポールソロにおいて最高傑作として扱われているのも納得できる。
「Tug Of War」に並んで文句なしの名盤だと思う。



評価
95点

Jet


Mrs. Vandebilt

posted by Shouta at 22:47| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする