2016年09月11日

Galileo Galilei ALLシングルレビュー part2



続いていきましょう。

4th single 青い栞
2011年6月15日
青い栞 - Galileo Galilei
青い栞 - Galileo Galilei
大反響を呼び、実写ドラマ版、劇場版も制作された大ヒットアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 のOP。
この曲で初のTOP10入りを果たしており(結果としてシングルとしては最初で最後)タイアップ効果もあり、おそらく最も知名度の高い楽曲がこの曲だと思う。ちなみにこの曲のMVはアニメの舞台である秩父市で撮影された。
これまでのシングルとは大きく変わり、ガッツリギターが鳴り響く!ようなロックバンドとしてのサウンドでは無くなっている。
イントロのポロロン♪というのはカリンバという民族楽器らしいが、それをディレイなどかけてエレクトロっぽい要素として楽曲に組み込んでいることに始まり、音楽的な物凄い広がりを感じる。
曲構成も2番で女性コーラスを迎えて対話しているような交互に唄う部分があり、さらにそこからも溜めて溜めてラストサビ!みたいな一般的なJ-POP的な曲構成から外れた作り。これがなんでも「あの花」好きからは不評らしいんだけど・・・喪失感を描いた歌詞も相まってこの曲展開はこれ以上ないくらいタイアップにあってたと思うんだけどなぁ〜。個人的にはOP用に編集されたshort ver.は淡泊過ぎてあんまり好きじゃない・・・

ここに来て大きく方向性を変えた1曲だけど、個人的には「青い栞」からのGalileo Galileiが好きで。
その最初の一手となった「青い栞」は今も昔も一番好きな曲
★★★★★


・C/W SGP
仮タイトルの「スーパーゴールデンフェニックス」の頭文字がそのままタイトルになっている。
初っ端から分厚いシンセが鳴り響いて驚かされる1曲。今後に作品に比べるとまだバンドサウンドを中心に展開しているけどそれでも今までに比べてサウンドのアプローチも違っている。★★★☆☆

・C/W スワン
2ndアルバム「PORTAL」にも収録された。軽やかなギターのフレーズが心地よく、気だるげな歌い方も曲にマッチしていて良い。確かにC/Wにしておくままでは勿体ない1曲だと思う。★★★★☆


5th single さよならフロンティア
2011年9月7日
さよならフロンティア - Galileo Galilei
さよならフロンティア - Galileo Galilei
ドラマ「荒川アンダー ザ ブリッジ」主題歌。
フワフワとしたシンセサウンド中心のポップスで前作と比べても一気にロック感が抜けた感じがする。今までのシングルでは尾崎雄貴だけが曲を作っていたが、今回の曲はベースの佐孝仁司が作曲に加わっているのも変化の一因かな?MVでメンバーがシンセやらPCをいじってるし。
★★★☆☆


・C/W 4
インストナンバー。ダンスミュージック交じりのアプローチでのインストで1stアルバムの頃のインストに比べると音も洗練されてインストとしてだいぶ聞きやすくなったと思う。
★★★☆☆

・C/W くそったれども
曲名から想像するとガッツリしたロックチューンかと思われるが、前作C/Wの「スワン」路線のサウンドの軽やかさが心地よいナンバー。★★★☆☆


6th single 明日へ
2011年12月7日
明日へ - Galileo Galilei
明日へ - Galileo Galilei
アニメ『機動戦士ガンダムAGE』OP。
パッと聞いてロボット系のアニメOPに起用されていたとは思えない・・・
浮遊感のあるリズムでハウスミュージック、ダンスミュージックを取り入れたサウンドが特徴的。声も加工が入っててシングルの中では一番エレクトロ方面に振り切った曲だと思う。
かといってバンドサウンドをないがしろにしてるわけでは無く上手く融合されているのがこの曲の凄いところ。
初期のギターロック路線からは想像も出来ない方向性だが、もともとメンバーの初めてハマった洋楽がRadioheadの「Kid A」だったらしいのでそれを考えると別に不思議ではないかなぁ?
★★★★☆


・C/W ぷにぷにわんちゃん
バキバキでデジタリックなインスト。こういうのをハウスミュージックっていうんじゃないかな?
少なくともJ-POPの範疇ではないし、邦楽というか洋楽の域に達してると思う。
単純にあんまり好みじゃない・・・。★☆☆☆☆

・C/W マーブル
全編にわたって鳴り響く色鮮やかなシンセサウンドが楽曲をポップに仕上げているナンバー。なんだかんだ言ってこのシングルが一番バンド史上攻めていった作品じゃないかなと思う。★★★☆☆


2nd Album「PORTAL」
2012年1月25日

Imaginary Friends
PORTAL - Galileo Galilei
PORTAL - Galileo Galilei
全作品の中でも一番じゃないかと思うくらいシンセサイザーが多用された曲。
2ndアルバム「PORTAL」のオープニングを飾る曲で2ndアルバムを好きになれるかの踏み絵的な曲であり、アルバムとしての作風を1曲にグッと閉じ込めたような音楽性だと思う。
★★★★☆


星を落とす
PORTAL - Galileo Galilei
PORTAL - Galileo Galilei
シンセサウンドが中心なのが「PORTAL」の作風としてあるのは良いんだけどその中で様々なジャンルのアプローチが見える。「星を落とす」は全体的にシューゲイザーの色が強い楽曲で浮遊感と残響感のあるサウンドが特徴的だ。
★★★★☆



2ndminiアルバム「Baby, It's Cold Outside 」
2012年10月31日

リジー
Baby,It's Cold Outside - Galileo Galilei
Baby,It's Cold Outside - Galileo Galilei
2ndアルバム「PORTAL」を最後に岩井郁人と野口一雅が脱退、3人体制になってから初の作品が「Baby, It's Cold Outside」となる。
「リジー」はアルバムで唯一MVが作られたリードトラック的楽曲。ジャケ写にもなっている少女がMVにも出演している。エレクトロ路線を引き継いだ曲で歌詞も抽象的ではあるが、明らかに内向きな暗い内容。メンバー脱退の影響かな?
それとは相対的な可愛らしく幻想的なポップさが魅力的でもある1曲。
★★★★☆


夢に唄えば
Baby,It's Cold Outside - Galileo Galilei
Baby,It's Cold Outside - Galileo Galilei
ベスト盤にも収録されたアルバムのラストナンバー。ベスト盤発売の際に一番思い入れの深い曲として尾崎和樹がこの曲を挙げている。
この曲に関してはエレクトロ要素は極力排してバンドサウンドのみで再現できそうな曲。ただガッツリギターを響かせるという感じでは無く、音数減らしたシンプルな演奏で気怠さすら感じ取れる。
なんだかんだ言って今作はメンバー脱退による喪失感を感じる1作だなぁ。
★★★★☆

posted by Shouta at 11:11| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月04日

GLAY「[DEATHTOPIA]」レビュー

[DEATHTOPIA](DVD付) - GLAY
[DEATHTOPIA](DVD付) - GLAY

[DEATHTOPIA](CD ONLY) - GLAY
[DEATHTOPIA](CD ONLY) - GLAY
2016年8月3日発売


曲目
1.デストピア
2.超音速デスティニー
3.JUSTICE [from] GUILTY (GLAY Special Live 2013 in HAKODATE GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.1)
4.微熱Agirlサマー (GLAY Special Live at HAKODATE ARENA GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.2)
5.黒く塗れ! (GLAY ARENA TOUR 2014-2015 Miracle Music Hunt)
6.everKrack (GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2016 “Supernova”)
7.coyote,colored darkness (ROCK’N’ROLL SWINDLE at NIPPONBUDOKAN)
8.WORLD’S END (GLAY ARENA TOUR 2007 “LOVE IS BEAUTIFUL”)


順位
・6位

売上 
・初動 3.5万枚


レビュー
・GLAY 54thシングル。
アニメ「クロムクロ」のOPに起用された「デストピア」「超音速デスティニー」とライブ音源6曲を加えた内容のシングル。
ただ、曲数的にはミニアルバムに近い構成の作品だと思う。ライブ音源6曲も入れるなんて大盤振る舞いすぎるよ(笑)

新曲2曲「デストピア」「超音速ディスティニー」はどちらもHISASHI曲
以前もHISASHIのリクエストで「残酷な天使のテーゼ」がライブでカバーされたり、ニコニコ動画にアニソンの演奏動画を載せていたりとHISASHIはアニメ好きを隠すことなく全面に出してきていた。
ここ最近はGLAYもアニメタイアップもするようになっていたが、TERU曲だったのでHISASHI曲がアニメに起用されるのは・・・初?かな。

そんなHISASHIが作った曲なだけあってキチンとツボを押さえたアニソンに仕上がっている。HISASHIらしいダークさも兼ね備えた曲で素直にカッコいい。メロディー自体はとびきりキャッチーというわけじゃないけどアニソンのツボを押さえてるだけあって1コーラスだけでひきつける力は抜群にあると思う。

似たような路線の曲だけど個人的には「超音速ディスティニー」のが好みかな。

3曲目からはライブ音源。知ってる曲も知らない曲もあったが、一貫して言えるのがTERUのヴォーカルのブレなさ。シャウトもしたりしてるけどCD以上に熱い歌を聞かせてくれる。演奏も良いし、CDの売り上げが下がってもライブ動員が全盛期と変わらない理由が少し分かった気がする。



評価
86点

ラベル:CDシングル GLAY
posted by Shouta at 15:25| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月01日

Galileo Galilei ALLシングルレビュー part1


定期的にやってる(つもり)の
ALLシングルレビュー!
久々過ぎてどんなフォーマットでやってたか忘れてしまった(笑)
今回は今年活動終了を発表したGalileo Galilei!

Galileo Galilei
2008年8月10日に『閃光ライオット2008』にてグランプリを獲得。2010年2月24日にミニアルバム「ハマナスの花」でメジャーデビュー。
2011年 アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のOPとして起用された「青い栞」で初めてチャートTOP10入りを果たした。翌年リリースしたアルバム「PORTAL」はインディーポップを導入し、大きく作風を変化させ、そのイメージを一変させた。
2016年 4thフルアルバム『Sea and The Darkness』、ベストアルバム「車輪の軸」をリリース。10月11日に初となる日本武道館でのラストライブを予定している。

代表曲/ハマナスの花、夏空、僕から君へ、青い栞、サークルゲーム


インディーズmini album「雨のちガリレオ」
2009年1月21日

ハローグッバイ
雨のちガリレオ - Galileo Galilei
雨のちガリレオ - Galileo Galilei
インディーズミニアルバム「雨のちガリレオ」収録。「閃光ライオット」優勝時にも演奏したまさにデビューのきっかけになった1曲。
原曲はロックバンドらしいガッツリしたアレンジだけど、キャリアを重ねた後のライブ演奏では音数を減らしたバラード調から最後にかけて原曲アレンジに戻るという構成で披露されている。このリメイクVer.は配信限定でリリースされている。
★★★☆☆
★★★★☆(リメイクVer.)



1st mini album「ハマナスの花」
2010年2月24日

ハマナスの花
ハマナスの花 - Galileo Galilei
ハマナスの花 - Galileo Galilei
ミニアルバム「ハマナスの花」収録曲。のちに1stアルバムにも収録された。
KDDI「au LISMO!」CMソングとして起用され、ガンガンCMでかかっていたのでおそらく1,2を争うくらいの知名度を誇る楽曲じゃないだろうか。ギターはガンガン鳴り響くロックチューン。個人的には歌詞の「はいオワリ」の印象が強い。初めて聞いたときは「オワリってなんだよ」って思った記憶が。
とりたてて好きな曲では無いけど楽曲のキャッチーさは爆発している。
それにしても今と比べると尾崎雄貴の雰囲気が違うなぁ・・・高校卒業してちょっとしか経っていないし当たり前か(笑)
★★★☆☆


1st single 夏空
2010年6月9日
夏空 - Galileo Galilei
夏空 - Galileo Galilei
アニメ「おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜」OP
タイトルのように夏を思わせる爽やかなロックチューン
一般的なGalileo Galileiのイメージというとこの曲あたりが一番近いんじゃないかな。
ただ歌詞を見るとそこまで爽やかっていうわけでも無く、割と後ろ向きなフレーズが目につき、のちに開花させる詞の世界観の片鱗が見える。
また歴代のシングルでもとびきりキャッチーなメロディーで、1回聞いただけでキチンと耳に残る。インディーズの頃からあった曲のようなので尾崎雄貴のキャッチーな曲を書く力は昔からあったことが伺える。
★★★☆☆


・C/W 花の雨
ガシャガシャしたアップテンポのロックチューン。最後まで勢いを保ったまま駆け抜ける様が気持ちいい。ちょっと靄が掛かったような音がシューゲイザーっぽいかも。★★★☆☆

・C/W アロズユーフ
インスト。へヴィがギターサウンドが鳴り響くナンバー。こういうサウンドならてっきり歌ありだと思ったけど・・・カッコいいっちゃカッコいいけどインスト向きのサウンドではないと思う。★★☆☆☆



2nd single 四ツ葉さがしの旅人
2010年9月22日
四ツ葉さがしの旅人 - Galileo Galilei
四ツ葉さがしの旅人 - Galileo Galilei
TBS「CDTV」OP。
前作よりもさらにポップになっており、曲自体もガッツリロックという感じでは無くかなりアッサリ目。この気負いしないで聴ける感じが好きなんだけど歴代シングルの中だとタイアップのせいもあってやや地味な立ち位置にあるのかなぁと思う
メンバーが女装したり、天使になったりして演劇みたいなのをやってるコミカルなMVが特徴的だ。
★★★★☆


・C/W ありがとう、ごめんね
静かでゆったりとしてミディアムバラード。
普通に良い曲だけどちょっと没個性的な感じも否めない。★★★☆☆

・C/W Invader
インスト。エレクトロっぽい雰囲気や犬の遠吠えから始まるのが印象的だけど「アロズユーフ」同様普通にメロディーつけて歌を歌えばいいのにと思ってしまう。★★☆☆☆


3rd single 僕から君へ
2011年1月19日
僕から君へ - Galileo Galilei
僕から君へ - Galileo Galilei
「進研ゼミ高校講座」CMソング。これも結構CMでかかっていた記憶がある。ちょうどMステの時間帯によくCMが流れてた。
正直なところ受験生応援ソング・・・?
というよりも子供と大人の狭間での葛藤、進むべき道を模索するといった歌詞で どっちかというと受験というよりかは大人の世界へ出ていくとき(就職など)の方がイメージ的にはマッチしてると思う。
個人的にそろそろ就活を・・・という年齢なのでグッとくるとフレーズがいくつもある。
この頃の彼らの中ではダントツで1番好きな曲だ
★★★★☆


・C/W 桃源郷
声を枯らして熱唱しているギターがガッツリ目のロックナンバー。もっとロキノンよりのバンドだったらこういった曲も増えていったんだろうなぁと思う。★★★☆☆

・C/W Alvin
例によってインスト。おもちゃの楽器を使ったみたいなサウンドからマーチングバンドみたいなサウンドに変わっていくのが特徴的。前2作ほどバンドとしての音が全面に出ておらず、音で遊んでるみたいな楽しさを感じる。★★★☆☆


1st album「パレード」
2011年2月16日

管制塔

パレード - Galileo Galilei
パレード - Galileo Galilei
インディーズミニアルバム「雨のちガリレオ」収録曲。
1stアルバム「パレード」では今作のアコースティックver.が収録された。今作をモチーフに三木孝浩監督に映画「管制塔」が制作され、EDとして起用されている。
アコースティックver.はシットリとして歌詞を聞かせるバラードに仕上がっているが、原曲はアップテンポのロックチューン。後者を後に聞いたのでアレンジの違いっぷりに驚いた記憶がある。この曲に関してはアコースティックver.のが合ってると思う。
★★★☆☆(オリジナルver.)
★★★☆☆(アコースティックver.)

posted by Shouta at 22:51| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする