2016年11月07日

Paul McCartney「Flaming Pie」レビュー

フレイミング・パイ - ポール・マッカートニー
フレイミング・パイ - ポール・マッカートニー

Flaming Pie - MCCARTNEY PAUL
Flaming Pie - MCCARTNEY PAUL
1997年5月5日発売


曲目
1.The Song We're Singing
2.The World Tonight
3.If You Wanna
4.Somedays
5.Young Boy
6.Calico Skies
7.Flaming Pie
8.Heaven on a Sunday
9.Used to be Bad
10.Souvenir
11.Little Willow
12.Really Love You
13.Beautiful Night
14.Great Day

順位
・2位(US,UK)


レビュー
・Paul McCartney 10thアルバム。Wingsの作品を含めると通算17作目となる。
前作から4年ぶりのオリジナルアルバム。前作からの間にThe Beatlesの「アンソロジー・プロジェクト」が始動、その中でThe Beatlesとして25年ぶりとなる新曲が2曲制作された。そこでプロデューサーとして参加していたELOのジェフ・リンを共同プロデューサーとして招き、今作が制作された。
今作は久々にチャートアクションでも好成績を残し(US,UK2位)、89年の「Flowers In The Dirt」以来の高い評価を受けた。

アンソロジープロジェクトでビートルズと向き合ったことがきっかけか、非常にシンプルかつ味わい深いメロディアスな楽曲が並ぶアルバム
楽器が何でもできるポールがジェフリンやリンゴスターなど最小限の人数で作り上げただけあってサウンドはアコースティックを中心にしており、かなりシンプル。ブルースやロック、ワルツ調など楽曲自体は多彩だが、やはり地味なので前作「Off The Ground」のようなバンドサウンドが好きな人には向かないと思う。
また制作中に妻リンダの乳がんが発覚したことも影響してるのか、全体的には明るいとは真逆、むしろ暗く内省的な雰囲気を感じる。ジャケ写もノスタルジックな感じが漂ってるし。
ただ楽曲的な事を取り上げると「Young Boy」「The World Tonight」「Flaming Pie」など揃いも揃ってメロディアスで シンプルなサウンドだからこそよりそのメロディの良さに浸れるといったところはあると思う
内省的な部分も年相応の落ち着きと捉えれば楽曲に彩りを添えてくれる要素に一つになるし、地味だけで片づけてしまうのは勿体ない気がする1枚だ。


評価
80点

Flaming Pie



Young Boy




posted by Shouta at 20:23| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする