2017年05月29日

Kasabian「Kasabian」レビュー

カサビアン - カサビアン
カサビアン - カサビアン

カサビアン - カサビアン
カサビアン - カサビアン
2004年9月6日発売


曲目
1.Club Foot
2.Processed Beats
3.Reason Is Treason
4.I.D.
5.Orange
6.L.S.F. (Lost Souls Forever)
7.Running Battle
8.Test Transmission
9.Pinch Roller
10.Cutt Off
11.Butcher Blues
12.Ovary Stripe
13.U Boat"
ボーナストラック
14.Club Foot (Jagz Kooner Vocal Mix)
15.Sand Clit


順位
・1位(UK)
・94位(US)


レビュー
・Kasabian 1stアルバム。
Oasisに影響を受け、公私ともに仲が良いというKasabian。確かに音楽に対する姿勢であったり、労働階級出身という部分も共通点があったりするけど音楽的な面は大きくOasis的なストレートなギターロックではない。

インディーロックとダンスミュージックの融合を果たした「Club Foot」という必殺のチューンがあるものの、アルバム全体としてはエレクトロニクスの占める要素が多く、これをギターロックとして聞くと「だいぶ違うなぁ・・・」といった印象を受けると思う。
結果的にKasabianは今作の大成功でUKでは国民的なロックバンドの地位を獲得していくんだけど、単純にダンスミュージックの割合が強すぎてパッと聞いただけでは良さが掴みにくいなぁ・・と思う。
2nd以降はギターロックの割合もきちんと増えて歌ものの楽曲もぐっと増えるので良さが分かりやすくなるんだけど。
個人的には嫌い、というよりかはまだ良さを理解しきれていないアルバム。



評価
75点

Club Foot


L.S.F. (Lost Souls Forever)

posted by Shouta at 22:20| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月28日

Ed Sheeran「÷」レビュー

Divide - Deluxe Edition - - Ed Sheeran
Divide - Deluxe Edition - - Ed Sheeran

Divide - Ed Sheeran
Divide - Ed Sheeran

2017年3月3日発売

曲目
1.Eraser
2.Castle On The Hill
3.Dive
4.Shape Of You
5.Perfect
6.Galway Girl
7.Happier
8.New Man
9.Hearts Don't Break Around Here
10.What Do I Know?
11.How Would You Feel(Paean)
12.Supermarket Flowers
デラックスエディション
13.Barcelona
14.Bibia be Ye Ye
15.Nancy Mulligan
16.Save Myself

順位
・1位(UK,US)
・5位(日本)

レビュー
・Ed Sheeran 3rdアルバム。
シングル「Shape Of You」「Castle On The Hill」でUKチャートを1位2位独占。USチャートでも初登場で「Shape Of You」を1位に、「Castle On The Hill」を6位に送り込む快挙を成し遂げた。(特に「Shape Of You」はUK,USともに初登場から10週以上首位を維持していた)。
アルバムリリース後にはUKシングルチャートではTOP20をほぼ収録曲で独占するという特大ヒットを記録し、前作をはるかに上回る成功を収めている
アルバムチャートでも無双状態で歴代3位の初動売り上げを記録し、9週連続1位を獲得している。(今記事を書いてる時点で返り咲き1位を記録している)
また今まで日本での人気がイマイチついてこなかったが、積極的なメディア展開もあって今作ではチャート5位を記録。

USではドレイク、ケンドリックラマーと敵が多かったけどUKではほとんど敵なし。よっぽどの事がないとたぶん年間チャート1位になれるんじゃないかなってレベルで大ヒットしている。
チャートの「Shape Of You」無双状態は凄い・・・(笑)

ただリズミカルなビートが特徴的なこの曲はアルバム中でも異色。リフレインのように繰り返すキャッチーなフレーズも耳に残るし、くどくないキャッチーさで聞きやすく個人的には凄く好きな曲。
でもアルバム全体としては前作に感じられたR&Bは薄まって、音数が減ってアコースティックなサウンドが中心的になっている。そのためか今までのアルバムの中でも一番サッパリしてて風通しが良く聞きやすい。
また相変わらずの楽曲の幅広さは圧巻でオープニングからラップ全開の「Eraser」に、ノスタルジックな歌詞にギターロック的アプローチの「Castle On The Hill」、アイルランドの民族楽器を取り入れた「Galway Girl」などなど… 素晴らしい出来。どれもシングルカットできるほどのキャッチーさを持っていながらシンプルなサウンドゆえにくどくなくて何度も聞ける。
日本でようやくEd Sheeranが受け入れられ始めたのも凄く納得がいく傑作だ。
うん、「Shape Of You」のイメージだけで聞かないでほしい・・・。あれも良い曲だけどね。


評価
98点

Castle On The Hill


Galway Girl


Perfect

posted by Shouta at 15:34| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月25日

ROUND TABLE「LOOK AROUND」レビュー

LOOK AROUND(ベスト) - Round Table
LOOK AROUND(ベスト) - Round Table

2000年3月29日発売

曲目
1.Introduction
2.Chocolate
3.Cool Club Rule
4.Holiday(mix '72)
5.World's End
6.Back on My Feet Again
7.Theme from Look Around
8.Radio Time a GO-GO!!
9.Brownie
10.Get on The Bicycle!
11.Windy
12.Beat de Jump
13.Picnic
14.It's a Sunshine Day
15.Feelin' Groovy
16.Look Around Bossa


レビュー
・ROUND TABLE 1stベスト。
ミニアルバム6枚と1stアルバム「DOMINO」から選曲。当時はすでにリリースされていた2ndアルバム「CANNON BALL」から選曲されなかった。
ぶっちゃけまだ3年ちょいでのベストアルバムってことなのでリリースが早い気もするけど・・・。

音源としてはインスト3曲が新曲、「It's a Sunshine Day」が新録カバーとなっている。他に目玉といえばコンピ盤収録でROUND TABLE作品には初収録のカバー「Back on My Feet Again」が挙げられるかな?
一応今までのROUND TABLEのディスコグラフィー解説もあるけど、今確認したらほぼ全部公式HPに載ってた(笑)

楽曲自体は一貫してサッパリした渋谷系のポップスが揃っている。
このグループは渋谷系ど真ん中のフリッパーズ・ギターなどに多大なる影響を受けているらしいけど、ROUND TABLEはもっと分かりやすくポップスに寄った感じかな。アルバム自体もリリース順でなく、インスト曲を混ぜつつ1つのアルバムとして再構成しているので非常に聞きやすい。
近年ではアニソン界隈で活躍している北川勝利と伊藤利恵子によるグループで2人が手掛けた曲が好きなら、まず文句なしな楽曲たちじゃないかな?って思う。個人的には北川勝利がプロデューサーを手掛けている花澤香菜の曲のルーツが見えたりして聞いてて凄く楽しかった

ただ北川勝利の作った曲や提供曲はだいたい女性ヴォーカルなので 北川勝利自身がほとんどの曲でヴォーカルを取っているっていうのは新鮮・・・というか声が線の薄い感じの彼のヴォーカルは好みが分かれそう・・・な気はする、自分は好きだけど。


評価
90点
Feelin' Groovy


Cool Club Rule


It's a Sunshine Day

posted by Shouta at 15:57| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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