2017年07月21日

R.I.P Chester Bennington (LINKIN PARK)


信じられないような出来事が起こってしまった。。

7月20日、LINKIN PARKのヴォーカリスト・チェスター・ベニントンが41歳という若さで自ら命を絶ったのだ。

その第一報が僕のもとに入ってきたのは日本時間で21日、ちょうど深夜3時を回ったころだっただろうか。
LINKIN PARKのファンアカウントの方が何やら不穏な雰囲気のニュースを引用して「真相が判明しだいシェアします」とツイートしたのを見かけたのだ。
英語がほとんど読めないので内容はさっぱりだったが、妙に胸騒ぎがして、LINKIN PARKで検索をかけてみると目を疑うようなニュース速報が目に入った。


Linkin Park's Chester Bennington dies


LINKIN PARKのチェスターが死んだと言っているのだ。しかも首つり自殺で。

「おいおい質の悪い冗談ならやめてくれ」と思った。数時間前にLINKIN PARKは新作「One More Light」からのニューシングル「Talking To Myself」のMusic Videoを公開してたんだぞ。
しかも今年の秋にはONE OK ROCKとの対バンのような形で久々の来日公演をする予定なんだぞ。

あまりに非現実的すぎるニュースにその事実を受け入れられず、これが本当のことなのかどうか、Twitterで情報を探して そして「チェスターの死はフェイク」という怪しい記事を見つけた。
この時点ですでにR.I.Pと一緒に嘆き悲しむファンのツイートがあふれていたが、どうしても信じたくなかったのだ。

もしかしたら誤報かもしれない、そんな淡い願いを怪しいゴシップ記事に託していた。

しかし


LINKIN PARKのメンバーであるマイクシノダが「悲しい事だが、本当の事なんだ」とチェスターの訃報を認めてしまった。

チェスターが死んでしまったという認めがたい情報が覆らない事実になってしまったのだ。

新作「One More Light」制作に入る前からにチェスターは精神的にあまりいい状況ではなかったということはインタビュー等で知っていた。その状況は楽曲にも歌詞にも表れており、聞いてて少し迷っているような印象を受けたのも事実だ。
それを「One More Light」というアルバムで形にしたことで吹っ切れたのだと思っていたし、撮り下ろされたアーティスト写真もチェスター含めメンバー全員笑顔で自殺するほど思い詰めていたとはこれっぽっちも想像できなかった。



僕とLINKIN PARKの出会いは2ndアルバム「Meteora」である。
といっても発売当時に聞いていたわけではなく、初めて聞いたのは2013年だったのではないかと記憶している。当時僕は洋楽をほとんど聞いておらず、ようやくOasisから洋楽に入ってみようかな?と思ってるくらいであった。
当初はとりあえず自分でも名前を知ってるバンドから聞いてみようという感じで洋楽に入り、その初めの一歩として選んだのがOasis,Nirvana,そしてLINKIN PARKだった。

正直に言うとLINKIN PARKの最初の印象は「音が激しすぎて良さがわからない」だった。それもそのはず、今までJ-POPしか聞いていなくて一番激しいのでB'zレベルだったのだ。初っ端から激しいサウンドとスクリームを聞かされても何がいいのかわからなかった。

しかし苦手意識がありつつも、確実に何か残るものもあった。「Numb」を始めとしてメロディーが抜群に良い曲があったというのもあるが、何より残ったのはチェスターのヴォーカルである。
シャウトこそしてるものの、がなり立てるようなヴォーカルではなく強さは感じるが非常に伸びやかで澄んでいる印象すら受けた。

何がきっかけは覚えていないが(チェスターのヴォーカルかもしれない)、初めは苦手意識を持っていたのに聞きこんでいく内にいつしか激しいサウンドにも慣れて「Meteora」はあっという間に愛聴盤の1つになった。

そこから「Hybrid Theory」「Minutes to Midnight」「A Thousand Suns」「Living Things」と
全作品を徐々に聞いていった。常に新しい音楽を求め続けるスタイルには非常に感銘を受けたし、音楽が売れない時代にここまで挑戦的になれる彼らを尊敬もしていた。

売れ始めたころから応援しているわけではないので思い入れという部分ではファンの方に叶わないだろうが、
"現在進行形でロックシーンを牽引しているバンド"として 彼らにロックスターというものはこういうものなんだろうなという偶像に重ねていた。ロックシーンが停滞している中でそういうことが出来る数少ないバンドがLINKIN PARKだったのだ。

そんな彼らの中でも特にフロントマン、チェスター・ベニントンは印象深く残ってる。ライブでは血管が千切れそうな勢いで凄まじいシャウトを聞かせてくれてライブパフォーマンスも物凄かったが、ステージを降りるとものすごく優しい笑顔を見せてくれる。僕はこの笑顔が凄く好きだった。

チェスターは日本が東日本大震災に見舞われたの時には被害の大きかった宮城県石巻を訪れて、被災者を生きる希望を、勇気をくれた。そんなチェスターが自らの命を絶つ。そんなんじゃ元も子もないじゃないか。

僕が大好きなリアム・ギャラガーが同じく自殺したカート・コバーンに対してこんな言葉を残している。
カート・コベインは大っ嫌い。あいつはクズだ。
あいつがどんな状況に置かれてたかなんて知ったこっちゃねえよ。
あいつには子供がいたんだろ?
子供を残して自殺する親がどこにいるっていうんだ?
そんなに辛いなら音楽なんて辞めちまえばいいんだよ。
だって、たかがフ●ッキン音楽だろ?
引退して田舎に引っ越して牧場でもやりゃよかったんだ。


チェスターの身に何が起こったのかは分からない。もしかすると想像もできない、耐えきれない出来事がチェスターにはあったのかもしれない。
でもリアムの言う通り、自分から死んでしまうことはなかったじゃないか。死んでしまったらすべて終わりなんだから。チェスターには子供もいたのに。

他にもモヤモヤした言いたいこと、思っていることはいっぱいある。
でも今、言うべき言葉はこれだけなんだろうなと思う。僕が彼の死を受け入れるためにも。

R.I.P Chester Bennington どうか安らかに。






ラベル:Linkin Park
posted by Shouta at 21:20| Comment(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする