だいぶ早めですが、今年のベストソングです!
1位-10位
1 Shape Of You / Ed Sheeran
÷(ディバイド) - エド・シーランなんて日本のビルボード年間チャートで2位を獲得してしまったこの曲(1位は星野源の「恋」なので今年の曲としては実質1位)。いやぁやっぱり中毒性ありますよねこのリズム。
個人的には淡々と刻まれるリズムとリフレインされていくサビフレーズがツボに入って何度も何度もリピートしてしまう感じでした。
曲自体はエドシーランの中では異色なんですけどね。基本アコギ1本で再現できるような曲が多いし、「君の体に恋してる」ってそんな・・・ね笑
でも実はエドシーラン、この曲をライブでは1人で披露してるという笑 その場でギターのフレーズとボーカルをループさせてその上に乗せて歌うっていうやり方なんですけど、最初見たときはビックリしました。
ということで動画はライブ映像です。
2 himawari / Mr.Children
himawari (初回生産限定盤)(CD+DVD) - Mr.Childrenミスチルがカッコいいロックバンドになって戻ってきました。[REFLECTION]の正統進化って感じ。ストリングスの入れ方も良いし、ロックバンドとしてのサウンドもばっちり聞ける。メロディーも歌詞もキレキレで今が全盛期なんじゃね?という勢い。ホントにカッコいいロッカバラードで文句の付けようなんてない。
正直言うとミスチルのこんなカッコいい新曲を聴けるなんて数年前までは思ってなかった。
3 Wall Of Glass / Liam Gallagher
アズ・ユー・ワー - リアム・ギャラガーBeady Eye解散から3年…ようやくロックンロールスターが帰ってきた。
というわけで元Oasisのヴォーカリスト・リアムギャラガーのソロデビュー曲です。Twitter芸人と化してた時期もあってたけどやっぱりリアムは歌ってないとね!
共作という道を取ったリアムだけど、そのおかげで最新の音楽の要素も取り入れた90sロックではない、今の時代のロックを歌ってるというのもポイントだと思う。曲構成なんかサビに入った後ブレイクがあるのはEDMっぽいしその辺とかね。こういうのは共作ならではの妙だし、ノエルは絶対やらない(笑)
4 Chip log / TrySail
TAILWIND(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付) - TrySail可愛いは正義・・・でコメントが終わってしまいそう。
何がいいって、突き抜けてキュートでポップでそれでいて3人の色がよく出てると思うんですよね。
この曲でヴォーカルの区別が付くようになりましたもん。あとストーリー性のある歌詞もキュートさを+してますね。聞いてて楽しい。楽しく歌ってるTrySailの姿も思い浮かびます。ごめんなさい、なんか気持ち悪い事いって。でもそんくらいいい曲だと思ってます。
5 Weekend Woman / Weezer
パシフィック・デイドリーム - ウィーザーポップなWeezerだった新作の中でもとりわけポップ、しかもJ-POP的なキャッチーさすら兼ね備えるのがこの曲。WeezerのリバースがスコットマーフィーとJ-POPバンドを組んでることはよく知られてるけど、そのJ-POP要素がWeezerに逆輸入されてるのは間違いなし、と言えるくらいのキャッチーさだ。
最もこの曲に関してはメロが彼らの代表作「Green Album」の頃のものらしいんだけどね。そんな全盛期のメロとJ-POPのようなキャッチーさを組み合わせたらもう堪らないわけです。僕からしたらね。
6 Slide / Calvin Harris featuring Frank Ocean and Migos
ファンク・ウェーヴ・バウンシズ Vol.1 - カルヴィン・ハリスEDM界を牽引するカルヴィンハリスによる脱EDMソング。
EDMでよく見受けられる盛り上がったサビの後に高揚感を感じる鳴り響くフレーズみたいなものは無し。
終始メロー、グルーヴィーなサウンドと気怠さと心地よさの中間くらいの感じのノリ。EDMの頃のアゲアゲな感じはゼロでパッと聞いても分かるけどかなりR&Bに接近してることが伺える。しかもポップスとしても通用するようにきちんとキャッチーな感じにまとめ上げているのはさすがカルヴィンハリスといった感じだ。
アマイ!
7 HEARTRAIL / 小松未可子
Blooming Maps(CD+DVD)(初回限定盤) - 小松未可子今年出たアルバムのリードトラック。
小松未可子自身のキャラをきちんと反映させた曲展開と歌詞という部分はファン的な目線になっちゃうんだけど、ただ明るいだけだと天真爛漫になっちゃうところをサビの前に平メロで翳りの部分を見せることで人間味を出していくあたりの手腕が凄いうまいと思う。それでいて彼女自身の歌唱と表現がかなりしっかりしているのでメッセージも伝わりやすい。
声優のアルバムは制作陣が豪華、音楽的な評価が高いとかアニメ方面以外からも評価が高まってると思うんだけど、この曲は変に捻りが無くストレートなポップロックに仕上がってるのですごく聞きやすいと思う。聞いて!
っていうコメントを上半期の時にも書いたんだけどあんまり印象が変わってない。あえて付け加えることも思いつかないくらいの名曲ですよとしか。聞けばみんな気に入ると思うんだ。
8 Nobody Can Save Me / LINKIN PARK
ワン・モア・ライト - リンキン・パークチェスターの遺作になった「One More Light」のオープニングを飾った曲。穏やかなリズムに乗せたミディアムバラードでタイトルの"光"を一番感じられるのはこの曲だと思う。チェスターのヴォーカルもいくぶん柔らかく感じられる。
歌詞で「誰も自分を救えない」と歌ってるけど、最後には「自分は自分にしか救えない」と歌っている。この歌詞は一人で抱えて込んでるみたいな捉え方ではなくて、個人的には前向きな決意表明に捉えていきたいって思う。この曲から感じられるのは暗さじゃなくて明るい光だしね。
9 雲に歌えば / 花澤香菜
Opportunity(初回生産限定盤) (Blu-ray Disc付) - 花澤香菜天使かな!?!? 振付が可愛すぎないか?
冒頭のブレスは吐き出す息じゃなくて吸い込んでる息って知った時はビックリしましたね。
UKがテーマな新作からのナンバーなのでこの曲にも元ネタが。
The Cureの「Close To Me」で冒頭のとこがまんま笑 作詞作曲の北川勝利さんはROUND TABLEでThe Cureの曲カバーしてたし好きなんだろうな。
そんな元ネタがあるのにこんなにキュートなポップスに仕上がってるっていうのも面白いところ。
10 Maybe the next waltz / 小松未可子
Maybe the next waltz (初回限定盤)(CD+DVD) - 小松未可子アニメ「ボールルームへようこそ」ED
Q-MHzとのコンビを組んで以来絶好調のみかこし(あくまで個人の感想です)。
今回は競技ダンスのアニメということもあってワルツの要素を大胆に組み込んだ意欲作。ストリングスアレンジもあって壮大さも感じながら、リズミカルに進んでいく曲展開が凄い。それを歌いこなす彼女の歌唱力もなかなか。タイアップありきの曲だとは思うけど、まさに新境地!って感じの曲だと思う。