
マ ニ ア(デラックス・エディション)(初回限定盤)(DVD付) - フォール・アウト・ボーイ

マ ニ ア(通常盤) - フォール・アウト・ボーイ

M a N I a - Fall Out Boy
2017年1月19日発売
曲目
1.Stay Frosty Royal Milk Tea
2.The Last of the Real Ones
3.Hold Me Tight or Don't
4.Wilson (Expensive Mistakes)
5.Church
6.Heaven's Gate
7.Champion
8.Sunshine Riptide (featuring Burna Boy)
9.Young and Menace
10.Bishops Knife Trick
ボーナストラック
11.Champion (remix) (featuring RM of BTS)
順位
・1位(US)
・2位(UK)
レビュー
・Fall Out Boy 7thアルバム。
前作から約3年ぶりの新作アルバムとなる。
当初は2017年内の発売としていたが、「納得のいく仕上がりではなかった」として発売を延期し、2018年の1月に発売された。フィジカル版とダウンロード版で曲順が異なっている。
なお前々作から3作連続でUSでチャート1位を獲得している。
最初に今作から公開されたのは「Young and Menace」。
この曲が大胆にエレクトロ要素を取り入れた曲で最初聞いたときは面食らってしまい、「新作はこの路線なのか・・・」って思った記憶がある。程なくしてFOBらしい「Champion」が公開されて安心したけど(笑)
アルバム自体は「Young and Menace」のようにエレクトロが強いわけでもなく、前作「American Beauty/American Psycho」の路線を継承したデジタル風味が感じられるポップロック。
ただ前作、前々作のように色々なサウンドに手を出してこそいるけど、ロックバンドとしてのサウンドがきちんと下敷きになっていて復活以降では一番ロック色が強い。
ゴスペルのような荘厳さを兼ね備えた「Church」、ブルージーな風味な「Heaven's Gate」、ラテン的なノリがサウンドに反映されている「Hold Me Tight or Don't」などなど・・・幅広くはあるが、幅の広げ方がエレクトロ方面ではないのがポイントだと思う。
個人的には初期のエモも復活後のポップロックもどっちも好きだけど、やっぱりロックのFOBが好きなので今作くらいの塩梅がちょうどいいのかな〜と思っている。
また今作は発売前に半分以上の曲がシングル、または先行曲として公開されてMVまで制作されているので
1曲1曲がかなりシングル的で印象に残りやすい。なのでアルバムというよりかはシングル集といったイメージが強い。
アルバムとしてのまとまりという部分は正直感じなかった(だからこそフィジカルとダウンロードで曲順が大幅に違うのかもしれない)けど、ぱっと聞いた時の印象としてはFOBの中でも最高に近かった。全部シングルじゃん!みたいな感覚。前作でもその気はあったけど、今作ではそれに磨きがかかった感じがする。
評価
95点
The Last Of The Real Ones
HOLD ME TIGHT OR DON’T
Church
ラベル:CDアルバム Fall Out Boy