2018年05月01日

George Michael「Songs from the Last Century」レビュー

Songs From the Last Century - George Michael
Songs From the Last Century - George Michael


ソングス・フロム・ザ・ラスト・センチュリー - ジョージ・マイケル
ソングス・フロム・ザ・ラスト・センチュリー - ジョージ・マイケル

1999年12月13日発売


曲目
1.Brother, Can You Spare a Dime?
2.Roxanne
3.You've Changed
4.My Baby Just Cares for Me
5.The First Time Ever I Saw Your Face
6.Miss Sarajevo
7.I Remember You
8.Secret Love
9.Wild Is the Wind
10.Where or When
11.It's All Right With Me(Hidden track)





順位
・2位(UK)




レビュー
・George Michael 5thアルバム。
カバーアルバムではあるが、オリジナルアルバムにカウントされることも多い。
前作「Older」から3年半、ベストアルバム「Ladies & Gentlemen: The Best of George Michael」からは1年でのリリースとなっている。
共同プロデュースはフィル・ラモーンが担当している。

ジャズやミュージカルのスタンダードナンバーが中心にカバーされており、そっち方面に知識が無いとほぼ知らない曲だらけ。
(個人的に馴染みのあったのはThe Policeの「Roxanne 」くらい)
「Older」でもジャズっぽくてかなりサウンドが落ち着いていたんだけど、今作では古いスタンダード曲、ジャズナンバーが選曲されているのでサウンドは完全にそっち方面。かなりジャージーでオシャレな雰囲気が出てる。
といっても今作のメインはそのジャージーなサウンドに載せてジョージが巧みに歌いこなすの方。
自分で曲を書くとある程度癖も出てくるし、自分の作ったものなので表現もお手の物って感覚があると思うんだけど、
今回はカバーなのでソングライトの部分は無しにして、その曲を純粋に歌だけで表現する必要がある。ソングライターとしては自身はひとまず置いておいて、スタンダードな名曲を歌うことに専念したジョージの歌声は今まで以上に魅力的に聞こえたし、「こんな歌い方もするんだ」といった気づきもあったし、ジョージのヴォーカルの素晴らしさをこの作品で再認識できた。

後年にもカバー曲も取り入れてオーケストラを迎えて制作されたライブアルバム「Symphonica」が出てるけど、
今作ではまだ声が若い(ちょっと失礼な言い方だけど)し、張りも違うので純粋にヴォーカルを聞きたいなら今作の方が良いかなって思う。
(SymphonicaはSymphonicaで別の良さがある)
色々書いてきたけれども
ヴォーカリストとしての彼を堪能するなら文句なしでこの一枚といえる作品だと思う。




評価
88点


Roxanne



Miss Sarajevo
posted by Shouta at 22:48| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする