2018年07月30日

Alex Turner「SUBMARINE」レビュー

SUBMARINE EP - ALEX TURNER
SUBMARINE EP - ALEX TURNER

2011年2月14日発売



曲目
1.Stuck on the Puzzle (Intro)
2.Hiding Tonight
3.Glass in the Park
4.It's Hard to Get Around the Wind
5.Stuck on the Puzzle
6.Piledriver Waltz




レビュー
・Alex Turner 1st EP。
イギリスのロックバンド、Arctic Monkeysのフロントマンであるアレックスのソロ作品。映画「サブマリン」のために書き下ろされた6曲。

このソロEPはアレックスのヴォーカルとシンプルなサウンドのみで構成されていて、歌モノとしてのメロディが際立つ内容になっている。バンドではメロディーの良さという部分に焦点を置かれることがそんなにない(と思ってる)ので、そのソロEPではそんな彼のソングライティング力の素晴らしさを今作では再認識できると思う。ついつい見逃しがちな作品ではあるけど、アクモンが好きなら必聴な1枚だし、ガレージロックのイメージばかり持ってる人からしたらこのEPの美メロっぷりは驚くんじゃないかな?

実はこれを発売した同年にArctic Monkeysでも新作「Suck It and See」を発売しており、「Piledriver Waltz」が再録されている。
そんなわけで歌モノ路線だった「Suck It and See」の原点になったんじゃないかな?と思ったりする。




評価
89点


Piledriver Waltz





posted by Shouta at 15:54| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月20日

Alcest「Souvenirs d'un Autre Monde」レビュー

Souvenirs D'un Autre Monde - Alcest
Souvenirs D'un Autre Monde - Alcest

2007年8月8日発売


曲目
1.Printemps Emeraude
2.Souvenirs D'Un Autre Monde
3.Les Iris
4.Ciel Errant
5.Sur L'Autre Rive Je T'Attendrai
6.Tir Nan Og




レビュー
・Alcest 1stアルバム。
AlcestはNeigeによるソロプロジェクトとして発足したフランスのバンドでブラックメタル、シューゲイザー、ポストロックといった音楽の要素を組み合わせたブラックゲイズというスタイルの音楽を表現している。

ブラックメタル??というとだいぶ身構えてしまう(凄い激しそうで)けど、
Alcestに関してはブラックメタルっぽくはそこまで無くて(言葉的にはホワイトって言いたいくらい音が明るい)、また轟音はマイブラとかみたいなシューゲイザーの要素の方が強い。
音も民族音楽っぽい部分もあったりして幻想的なサウンドメイクが特徴的。
歌メロも綺麗で目を閉じて聞くと綺麗な風景が頭の中に広がるようだ。好みドンピシャ。

この曲なんて光の雨が降ってくるかのような美しさ、抒情的な音でしょ。
シューゲイザー系は色々つまみ食いしたけど、いまのとここのアルバムが一番好き。





評価
90点

Souvenirs D'Un Autre Monde






ラベル:Alcest CDアルバム
posted by Shouta at 20:00| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月17日

Aqua Timez「Present is a Present tour 2018」仙台公演 2018/7/16







Aqua Timezの最後のツアー Present is a Present tourに参加してきました。
これまで10年間、10数回彼らのライブに参加してきましたが、それもこれがラスト(いちおうラストライブのチケットも取ったけど行けるかは日程的にまた別問題なので)。




ツアー中なのでネタバレ注意で





1.たかが100年の
2.オーロラの降る夜
3.ALONES

4.Fly Fish
5.+1
6.日曜讃歌
7.未来少女

8.タイムマシン
9.生きて
10.STAY GOLD

11.エデン

12.愛へ
13.虹
14.シンガロング
15.ミックス茶

16.last dance

アンコール
17.決意の朝に
18.手紙返信
19.over and over




・最後のツアーということもあってか普段とは違った感じ。
まずMCが長い。普段は太志しかほぼ喋んないけど、今回は全メンバーしっかり喋る機会があった。メンバー紹介をリーダーであるOKPがしてたのも印象的。
喋る内容はいつも通りな感じ(TASSHIがプロレスラーに間違われたとか大介の雨男話とか)だけど、”最後”というのが念頭に置かれて喋ってるので何とも寂しかった。
・あといつもは太志が雑にOKPとかTASSHIを弄ったりするんだけど、そういうのがほとんどない。気を使ってるのか何なのかはちょっとわからないけど・・・。
その太志がライブ中、一番楽しそうであり、かつ悲しそうでもあった。
一番解散について素の感情を話してたのは太志だったし、一番長い間喋ってたのも太志。でもいつもみたいに前向きな言葉は無かった。
ステージ上で楽しそうに盛り上がってる姿は嘘偽りないものだとは思うけど、最後だから悔いのないように楽しんでる、といった感じ。
そしてMCの時の感じの差がね、見てて辛かった。

・来年のことはホントなにも決まってないけどと前置きしたうえで太志が「大きなものをずっと追いかけてきたからこれからは小さなものを少しずつ集めていく」的なニュアンスのことを言ってた。どういうことなんだろうなぁ・・・。



・セトリは「二重螺旋のまさゆめ」をメインに色んなところから選曲。改めて新曲群はライブ映えするなぁと思う。これで解散してもう披露する機会が無いのがもったいなさ過ぎる。
驚いたのが「等身大のラブソング」が無いこと。あれ、ほぼ皆勤だったのに。

・会場ごとに日替わりで変わってるらしいのが11曲目。仙台公演では「エデン」をフルコーラス。「リハでちょっとやっただけだから歌詞間違ったら歌ってね」って言ってたけど間違えてなかったよ。

・最後のツアーということで個人的には最初のほうは大丈夫だったけど、終盤あたりのMCから涙がヤバかった。「last dance」は泣いてた。
「決意の朝に」もいろんな思い出がこみあげてきて…でもちゃんと見なきゃと思ってしっかり目に焼き付けるように見た。
10年間ライブで聞き続けた曲だけど、この日の「決意の朝に」は生涯忘れないと思う。





posted by Shouta at 21:53| Comment(0) | ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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