2016年02月26日

Galileo Galilei「Sea and The Darkness」レビュー

Sea and The Darkness(初回生産限定盤)(DVD付) - Galileo Galilei
Sea and The Darkness(初回生産限定盤)(DVD付) - Galileo Galilei


Sea and The Darkness - Galileo Galilei
Sea and The Darkness - Galileo Galilei

2016年1月27日発売


曲目
1.Sea and The Darkness
2.カンフーボーイ(Kung Fu Boy)
3.ゴースト(Ghost)
4.ウェンズデイ (Wednesday)
5.ベッド (Love Song)
6.鳥と鳥 (Bard Cage)
7.燃える森と氷河 (Different Kinds)
8.日曜 (Her Surprise)
9. 恋の寿命 (Limit of Love) [re-mix, re-master ver]
10.嵐のあとで (Aftermath)
11.ユニーク (Unique)
12.ブルース (Blues)
13.青い血 (Blue Blood)
14.Sea and The DarknessU (Totally Black)
ボーナストラック
15.クライマー [re-master ver]
16.ボニーとクライド [re-mix, re-master ver]

DVD
1.恋の寿命 -Music Video-
2.嵐のあとで -Neue Vox Session-
3.クライマー -Music Video-
4.カンフーボーイ with POP ETC


順位
・19位

売上
・初動 0.5万枚


レビュー
・Galileo Galilei 4thアルバム。
前作から2年3か月ぶりのオリジナルアルバム。今作では全曲において英語による副題がついている。またシングル「クライマー」とそのC/W「ボニーとクライド」はアルバム本編には収録されず、ボーナストラック扱いである。
1月24日、バンドのホームページでGalileo Galileiは今作のリリースとライブツアーをもって活動を"終了すると発表したため、今作がバンド最後のオリジナルアルバムになる

3rd「ALARMS」を経て 2014年リリースのミニアルバム「See More Glass」は1st以来J-ROCK的な部分にもう一度向き合った作品に仕上がっていた。
そんなGalileo Galileiらしさに多少寄せていった作品だったのに関わらず、そこまで手ごたえが無かったようで(苦笑)
ただ
インディーポップ寄りだった2nd,3rdを制作したおかげでフラットな視点を持て、J-ROCK路線も吹っ切れてやれた!的なことをインタビューでも言っており(それを望んでるファンもいないことがわかり足枷が外れたとも)、今作からのシングル「恋の寿命」「嵐のあとに」「クライマー」はいずれも邦楽的なメロディーがしっかりしたロックになっていた

これは1stみたいなアルバムになるかな?と思いきや
リードトラックとして公開されたのが完全に洋楽志向の「ウェンズデイ」


今まで2ndも3rdも洋楽チックなサウンド(インディーポップ)でそれを邦楽と合わせたような作風だったんだけど、大きな方向性としては今作もそれを踏襲した洋楽+邦楽を試みたモノになっていると思う。
アルバムも聴いてみれば「ウェンズデイ」のような洋楽志向の曲中心。サウンドの質感だけ聞けば明らかに洋楽のそれだ
が、一回「See More Glass」という作品でJ-ROCK的なアプローチをやったからなのか 邦楽ロックとしての部分が消えることなくキチンと存在感を出している。今まではメロディー、サウンド・・・何処かしらで邦楽の良さを殺してしまっていたところも多少感じたけど 今回は今までの作品の中では一番違和感なく邦楽を洋楽の中に昇華できていると思う

またアルバムとしての統一感を感じる内容だが 歌詞は日本語詞で死生観の漂う内省的なイメージで統一されている。この歌詞があったからこそアルバムとして、楽曲としてのまとまりも出たのかなと感じたりした。
※聴けば分かるけど「クライマー」「ボニーとクライド」は全ての面で明らかに浮いており、ボーナストラック扱いなのは仕方ないかなという気はする


DVD
・「ウェンズデイ」が未収録なのはなぜだろうか?
「嵐のあとで」は普通にスタジオセッションみたいな内容で見ごたえあるけど、他はYoutubeでも見れる内容なので別にDVDにするほどでもないかな〜と。


今作を最後にGalileo Galileiの活動は終わってしまうということだが、それもある意味納得できてしまうような圧倒的な完成度である。文句なしの最高傑作だ。



評価
98点

恋の寿命


嵐のあとで


クライマー




posted by Shouta at 12:51| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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