2017年12月02日

Noel Gallagher's High Flying Birds「Who Built the Moon?」レビュー

フー・ビルト・ザ・ムーン?(初回生産限定盤)(DVD付) - ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ
フー・ビルト・ザ・ムーン?(初回生産限定盤)(DVD付) - ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ

フー・ビルト・ザ・ムーン?(通常盤) - ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ
フー・ビルト・ザ・ムーン?(通常盤) - ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ

2017年11月24日発売


曲目
1.Fort Knox
2.Holy Mountain
3.Keep on Reaching
4.It's a Beautiful World
5.She Taught Me How to Fly
6.Be Careful What You Wish For
7.Black & White Sunshine
8.Interlude (Wednesday Part 1)
9.If Love Is the Law
10.The Man Who Built the Moon
11.End Credits (Wednesday Part 2)
ボーナストラック
12.Dead in the Water (live at RTÉ 2FM Studios, Dublin)
13.God Help Us All

DVD
1.Who Built The Moon? Track By Track
2.Noel Gallagher Discusses The Past And looks To The Future



順位
・1位(UK)
・7位(日本)


レビュー
・Noel Gallagher's High Flying Birds 3rdアルバム。
前作から約2年半ぶりとなるオリジナルアルバムで、弟のリアムギャラガーのソロデビューアルバム「As you were」と発売時期が近いことでも話題になった。
プロデューサーは映画音楽で活躍しているデヴィッド・ホルムスを迎えている。
余談だが、Oasisの最終メンバーであるゲム・アーチャーとクリス・シャーロックが今作からティム・スミスとジェレミー・ステイシーに変わってツアーにおけるバンドメンバーとして加入している。

リアムが「As you Were」はシングル的な曲が多い、いわばOasisの「〈What's the Story〉Morning Glory?」的なアルバムだった。
それに対してノエルの新作「Who Built the Moon?」は自身が「賛否両論になるだろう」と語った通り、Oasisらしい、ノエルらしいメロディアスな楽曲が極力排されている
(というか前作のレビューでも同じようなこと書いた気がする・・・今作は前作以上っていう意味です)

なんでもノエルはアルバム制作時はあらかじめデモを作ってスタジオで仕上げているようだが、今回はプロデューサーのデヴィッド・ホルムスとスタジオで1から作っていったようだ。
で、このデヴィッドがノエルが今まで書いてきたようなメロディーをどんどん没にしていったようで、その結果、アンセム的な楽曲はほぼゼロというノエルにしては異色なアルバムに仕上がっている。

全体的なサウンドの雰囲気としては映画音楽を制作しているデヴィッドとだからなのかサウンドが凄く重厚的でサイケデリック。エレクトニックの要素まで取り入れて途轍もなくスケール感が大きい。ジャケ写でも雄大な大地が広がっているがまさにイメージとしてはそんな感じだ。
(イメージとしてはサイケデリックという意味合いでOasisの最後のアルバム「Dig Out Your Soul」に近い気もする)
今までノエルが作ってきたどんなアルバムよりも一貫性が強く、映画音楽的な、サントラ的な感覚も凄く強い。そのくらいの統一感を感じされるアルバムだ。
アンセム的な曲盛りだくさんだったリアムとは対照的で、ノエルにアンセム的なものを求める人からはばっさり切り捨てられ兼ねない内容だけど、アンセムは無くてもアルバムを成立させられてしまう境地に立ったという部分ではリアムより先にOasisの呪縛から抜け出したんじゃないかな?と。
「ここから広がる、ノエルギャラガーの新世界」と帯にあったけど確かにOasisの呪縛から解放されて新世界を開いた感はある。
個人的にはこういうノエルもアリ!なので普通に好きな1作になりました。

ちなみにボーナストラックの「Dead in the Water」はノエルらしいメロディアスなバラード。弾き語りじゃなくてちゃんとスタジオ録音したの聞いてみたいな。
「God Help Us All」はOasis時代からあった未発表曲でこちらも弾き語りでのライブ披露。ノエルソロ1stの時に次のアルバムに収録するとか言ってたけど、結局はこういう形に落ち着いたってことなのかな?



DVD
1.Who Built The Moon? Track By Track
・ノエル自身によるアルバム曲解説。1曲1曲丁寧に語ってくれる・・・けどBGM無しは寂しくない?
結構見ごたえがある。

2.Noel Gallagher Discusses The Past And looks To The Future
50歳を迎えたノエルが生まれてから現在まで、そして未来のことを語る日本独自の企画(たぶん)。
ノエル節満載で日本についても色々語ってくれる。相変わらずの面白さ。
アルバムはいまいちな人でもこのインタビュー映像は面白いので必見。



評価
90点

Holy Mountain


Fort Knox
posted by Shouta at 20:49| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月29日

雨宮天「Various BLUE」レビュー

Various BLUE(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付) - 雨宮天
Various BLUE(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付) - 雨宮天

Various BLUE(初回生産限定盤)(DVD付) - 雨宮天
Various BLUE(初回生産限定盤)(DVD付) - 雨宮天

Various BLUE - 雨宮天
Various BLUE - 雨宮天
2016年9月7日発売


曲目
1.Absolute Blue
2.夢空
3.Skyreach
4.羽根輪舞
5.Glitter
6.ASH
7.チョ・イ・ス
8.月灯り
9.Silent Sword
10.Velvet Rays
11.After the Tears
12.RAINBOW



順位
・7位


レビュー
・雨宮天 1stアルバム。
声優ユニットTrySailとしても活躍する雨宮天のソロデビューアルバム。

本人が青色が好きで、名前にも雨と天と青色を彷彿とさせる漢字が入ってる。そんな青がアートワークにも採用されていて凄ーく青っぽいクールさを感じる曲がアルバムにも収録されている。
TrySailは比較的ポップな曲が多めだけど、雨宮ソロになるとほぼクールなナンバー。ちょっとくらいポップなのも・・・って思ったけどそういうのもあまり無く。ひたすらカッコいい系のナンバー。声質的にもそういう方向性が似合っているんだろうなぁと思う。
ただ、そっち方面が好きな人はアルバム全体が好きになれそうだけど、個人的にはありがちというか優等生的だなと。なんか変にオシャレっぽいサウンドを導入もしてないし、アニソンらしいクールなロック系が多いしその曲もきちんと歌いこなせてる。雨宮天と青のイメージが合致しているのは分かるけど、そのイメージを外さないという結果アルバムとしてのまとまりも生まれてて、優等生的でもきちんと期待に沿った内容なんだと思う。
個人的に1曲あげるなら「Skyreach」。ソロデビューの1曲目ということもあって一番カッコいい気がした。

あとTrySailのポップさがあってこそのこのソロ、そう受け取れば結構聞けるなぁ〜と思った。ポップサイドはTrySailで!って感じのすみ分けができてる感じ?


評価
73点




posted by Shouta at 14:08| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月24日

BOOWY「BOOWY THE BEST "STORY"」レビュー

BOΦWY THE BEST "STORY" - BOΦWY
BOΦWY THE BEST "STORY" - BOΦWY
2013年3月21日発売


曲目
DISC 1
1.IMAGE DOWN
2.NO.NEW YORK
3.ON MY BEAT
4.DAKARA
5.FUNNY-BOY
6.DREAMIN'
7.BABY ACTION
8.ホンキー・トンキー・クレイジー
9.BAD FEELING
10.CHU-RU-LU
11.ハイウェイに乗る前に
12.CLOUDY HEART
13.“16”
14.わがままジュリエット
15.JUSTY
16.ミス・ミステリー・レディ (Visual Vision)
17.LIKE A CHILD


DISC 2
1.B・BLUE
2.ONLY YOU
3.WORKING MAN
4.RAIN IN MY HEART
5.DRAMATIC?DRASTIC!
6.SENSITIVE LOVE
7.LIAR GIRL
8.LONGER THAN FOREVER
9.MARIONETTE
10.PLASTIC BOMB
11.FANTASTIC STORY
12.MEMORY
13.季節が君だけを変える
14.NO.NEW YORK <12inch Single Version> [BONUS TRACK]
15.CLOUDY HEART [BONUS TRACK]


順位
・1位


レビュー
・BOOWY 5thベストアルバム。
結成30周年を記念した「BOØWY 30th Anniversary」プロジェクトの最終作品としてリリースされ、選曲はファンからのリクエストをもとにされている。

BOOWYと言えば解散から30年近く経った現在でもに商品が発売されるほど根強い人気を誇っており、日本では伝説のバンドとして認識されている。解散から10年後にリリースされたベスト盤「THIS BOØWY」がミリオンを達成していること、この「BOOWY THE BEST "STORY"」がチャート1位を記録していることからも人気の強さは分かると思う。
実はこのアルバムも発売当時にレンタルしていたんだけど、今の今まで聞いてなかった(汗)

その理由を端的に言うとサウンドが思っていたのとだいぶ違ったということだ。元々「MARIONETTE」しか知らなかったし、ビジュアルからは想像できないようなポップなビートロックが全編で展開している。今となっては時代を感じるシンセの入れ方なんかも凄く違和感・・・というか変な感じがしてスッキリ飲み込めなかった。
レンタルした当時から時間が経った今なら偏見無しに聴けてBOOWYの音楽性の良さもなんとなく分かるけど、これがあの伝説のロックバンド!って言われたらその実感は感じられないかなぁ。
カッコいいなって思う曲もあるけど、それ以上にアレンジがやっぱり時代性を感じちゃう。
氷室京介や布袋寅泰がそれぞれのソロライブでセルフカバーしてる音源とか聞くとそっちの方がいいなって思っちゃう。BOOWYのライブ音源を聞けばこの印象も変わるのかな?




評価
70点

MARIONETTE



ラベル:BOOWY CDアルバム
posted by Shouta at 13:28| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする