2017年07月26日

The Libertines「Anthems for Doomed Youth」レビュー

リバティーンズ再臨 - ザ・リバティーンズ
リバティーンズ再臨 - ザ・リバティーンズ

Anthems for Doomed Youth - Libertines
Anthems for Doomed Youth - Libertines
2015年9月11日発売


曲目
1.Barbarians
2.Gunga Din
3.Fame and Fortune
4.Anthem for Doomed Youth
5.You're My Waterloo
6.Belly of the Beast
7.Iceman
8.Heart of the Matter
9.Fury of Chonburi
10.The Milkman's Horse
11.Glasgow Coma Scale Blues
12.Dead for Love
Deluxe Edition bonus tracks
13.Love on the Dole
14.Bucket Shop
15.Lust of the Libertines
16.7 Deadly Sins
17.Over It Again

順位
・3位(UK)

レビュー
・The Libertines 3rdアルバム。邦題は「リバティーンズ再臨」。
2010年の再結成から足掛け5年、前作「The Libertines」より11年ぶりのオリジナルアルバムとなる。

今作では過去にライブで披露されていた未発表曲は「You're My Waterloo」以外は収録せず、他はすべて今作のために書き下ろした新曲だという。しかもプロデュースはワン・ダイレクションやエド・シーランを手掛けているジェイク・ゴズリングが担当している。
この事からわかるように1stと2ndが初期衝動と刹那的な煌めきを収めたアルバムであるならば今作はかなり腰を据えて作ったアルバムといえる。スカとかレゲエの色も見えるし、1stのようなガレージロックという枠組みだけでは語れないジャンルの広さというか音楽的な貪欲さが見える。
それこそ初期衝動的な勢いはメローな楽曲が多い今作からは感じないし、メンバーがそれぞれにキャリアを歩んできて上で作った良質なロックが並んでる、といった印象だ。単純にアルバムとしての完成度だけで見たら一番今作が上に来るんじゃないかなと思う・・・というか個人的なアルバムとしての満足度は今作が一番高いよ。


1st,2ndとは違う作風だけど、再結成して作ったアルバムがまた1st,2ndみたいなアルバムだったらせっかくドラッグ中毒から抜け出せたピートが元に戻っちゃったんじゃないか?カールと仲たがいしてんじゃないか?って思っちゃうし、そういった意味ではある意味正当で全うな変化だと個人的には思ってる。あの頃を求める人は肩透かしかもしれないけど、ピートには死んでもらいたくないし今作を皮切りにもっとリバティーンズとしての音楽を作っていったもらえたらなぁ〜と思う。
ただ相変わらずのヘロヘロヴォーカルと歌唱は「リバティーンズ聞いてるなぁ〜」って気分になった(笑)



評価
85点

Heart of the Matter



You're My Waterloo
posted by Shouta at 23:05| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月12日

小松未可子「Blooming Maps」レビュー

Blooming Maps(CD+DVD)(初回限定盤) - 小松未可子
Blooming Maps(CD+DVD)(初回限定盤) - 小松未可子

Blooming Maps(通常盤) - 小松未可子
Blooming Maps(通常盤) - 小松未可子
2017年5月10日発売

曲目
1.また、始まりの地図
2.Imagine day, Imagine life!
3.Catch me if you JAZZ
4.ランダムメトロノーム
5.純真エチュード
6.硝子の地球儀
7.My sky Red sky
8.だから返事はいらない
9.流れ星じゃないから
10.Lonely Battle Mode
11.HEARTRAIL
12.my dress code

順位
・18位

レビュー
・小松未可子 3rdアルバム。
前作から約3年ぶりとなるオリジナルアルバムで、トイズファクトリー移籍後は初のアルバムとなっている。
シングル「Imagine day, Imagine life!」同様にQ-MHzが全面プロデュースを担当している。

音楽プロデュースチームQ-MHzのアルバムに小松未可子がゲストヴォーカルとして参加したことがきっかけで、
アルバムまでプロデュースするところまで来ましたね。小松未可子自身の音楽活動が停滞気味ということもあってQ-MHzとの出会いは良い意味で転機になったんじゃないんでしょうか?
個人的にもQ-MHzのアルバムの時点で相性が最もいいのは小松未可子だと思っていたのでこのコンビでアルバム制作まで漕ぎつけたのは嬉しかったですね。

一応今作を聞くにあたって今までのアルバムも聞いてみたけど、"Q-MHzという音楽制作グループが小松未可子という1人の女性をプロデュースする"という土台がきちんとしてる分、アルバムとしてのまとまりは今作が一番強いんじゃないかな?と思う。
彼女の声自体は少年役なんかもやることが多いのでどっちかというとマイナー調なのが似合う気がしなくもない…んだけど。今作は どれも一貫してポップで明るい雰囲気が一貫してあって声ではなくて小松未可子本人に焦点を当ててるんだなぁ〜と思った。本人はめっちゃ明るい人だし、それを反映してかリード曲がこんなに突き抜けて明るいんだもんね。

そんなわけあって今までのアルバムにあったアニソン感はあんまり無くなったんじゃないかなぁ〜と思う。アルバム的にはかなりロックバンドテイスト、というかほとんど生音で色んなミュージシャンが参加しており、ガッツリロックでかなりカッコいい感じ。それでいて多彩な曲調がずらっと揃っていてロック一辺倒になっていなくて前述の通りアルバムとしてのまとまりも感じられる。端的に言ってものすごく完成の高いアルバムだと思ってます。
とにかく「HEARTRAIL」を聞いていいなって思った人がいれば今作は絶対聞くべし!


初回限定版にはライブ映像と「HEARTRAIL」のMVが収録。
ライブ映像は権利の関係かトイズファクトリーに移籍後の曲のみだけど、生歌なのに全くヴォーカルがぶれずに歌いきるヴォーカリスト小松未可子のポテンシャルの高さをひしひしと感じることが出来る。



評価
90点

Imagine day, Imagine life!


Catch me if you JAZZ


純真エチュード

posted by Shouta at 18:08| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月07日

B'z「声明/Still Alive」レビュー

声明 / Still Alive (初回限定盤) - B'z
声明 / Still Alive (初回限定盤) - B'z

声明 / Still Alive (B'z×UCC盤) - B'z
声明 / Still Alive (B'z×UCC盤) - B'z

声明 / Still Alive (通常盤) - B'z
声明 / Still Alive (通常盤) - B'z
2017年6月14日発売


曲目
1.声明
2.Still Alive
3.世界はあなたの色になる
4.フキアレナサイ


順位
・1位


レビュー
・B'z 53thシングル。
前作から2年ぶりのシングルで選考配信されていた「世界はあなたの色になる」「フキアレナサイ」は初のCD化となる。

「声明」
ド頭からアグレッシブなドラミングが炸裂するロックチューン(このドラムはブラックサバスとかで叩いてたトミー・クルフェトスが担当している模様).
正直サビ自体はそこまでキャッチーじゃないし、「Still Alive」「世界はあなたの色になる」がこの後に控えていることを考えるとそれらを押しのけてシングル1曲目を飾るほど強い1曲かと聞かれると・・・微妙な気もする。
しかしドラムをはじめとして全体的にサウンドがアグレッシブな感じで今作の中では断トツでライブ映えしそうだ。

「Still Alive」
TBS系日曜劇場『A LIFE〜愛しき人〜』主題歌(発売したときには放送はすでに終了してた)。
B'zがこんなのやるんだ?っていう感じのダンスビートを取り込みつつも、B'zらしいメロをガッツリ聞かせてくれる安心の1曲。新境地とまではいかないまでも新鮮味は感じられて良い。

「世界はあなたの色になる」
映画『名探偵コナン 純黒の悪夢』主題歌。映画が特大ヒットを記録したのに映画の公開時期ではなくDVD発売時にようやく配信でリリースする謎すぎる売り方だった不遇の1曲がようやくCD化。
パッと聞いただけでわかるB'zらしさ、コナンの映画のエンドロールを飾ってそうな雰囲気を漂わせているのが素晴らしい。映画自体は1回見たっきりだけどこの曲聞いてるとエンドロールのなんか実写映像のパートが見えてくるもん。そんくらいコナン映画主題歌のツボをきちんと理解してると思う。
今作収録の中では1番好きな曲。

「フキアレナサイ」
映画『疾風ロンド』主題歌。こちらも配信限定シングルとしてリリースされており今回で初CD化。
映画の製作サイドからは「冬のウルトラソウルを!」というオーダーがあったみたいだけど、ダンスビートとサビ最後に決め台詞があるくらいかな、ウルトラソウルを彷彿とさせるのは。


評価
80点

単純にシングル曲4曲詰め合わせなので全部良い曲。ただタイアップに応えて作った曲なので「EPIC DAY」のモードは全然ないよね・・・?もうちょっとあのモードが続くのかな〜と思ってたけど。

声明




ラベル:B'z CDシングル
posted by Shouta at 21:06| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする